薔薇に命を宿す
プリザーブドフラワーブーケマイスター
島田菜生美です***
『葉物って、どう選んでますか?』
生徒さんからそんな質問がありました。
先生、どんな注文でも本当にイメージぴったりな作品になるのは何でですか?
そんな質問からの流れでした。
アレンジをする際にはまずコンセプトとお伝えしていますが、
これを設定する理由は花材選びに役立つからです。
コンセプトを立てると、そこにはキーワドが必ずあります。
そのキーワードに適した花材を選ぶことでまとまりのあるアレンジに仕上がるんです。
でも、それには当然花材の特徴を知っていないとね。
例えば、私は南国のお花に寒いところで育つヒバの葉は合わせません。
(例外はありますが、それもコンセプト次第。)
ハーブ系のリーフや野草の持つイメージ、キーワードは
ナチュラル、カジュアル、優しい、可愛い、、、
なので、ウェディングブーケの王道
ユーチャリス、カサブランカ、胡蝶蘭といった
高級感あるお花にクローバーのリーフは合わせません。
私はフラワーアレンジメントは
色味の問題だけではないと思っています。
たとえ扱う花材が生花でなくても
その植物の特性は知っておいたほうがいいですね。
細かい原産地まで覚えていなかったとしても
せめて、寒い国なのか、暑い国のものなのか、
樹木なのか、草なのかくらいは知っておきましょう、
そうすることで使い方が変わってきます。
可愛いうちの子という親近感を出したかったら、
クローバーなど身近な葉物はフィットしますね♪
同じ赤薔薇に合わせるグリーンをヒバにするのと松にするのでは
クリスマスかお正月か、二分します^^
もちろんその他の花材や資材もそのキーワードでチョイスすることで
イメージはさらに完成形になっていきます。
小さな一枚の葉でも、その特性を知って選ぶか、
知らずに色味だけで選ぶかでは伝わり方が違います。
ぜひご自身のチョイス方法も検証してみてくださいね♪
今日もお読みくださりありがとうございました。
ご参考になりましたか?次回もどうぞお楽しみに!
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