薔薇に命を宿す
プリザーブドフラワーブーケマイスター
島田菜生美です***
今日は素材のお話♪
お花のアレンジで素材というと大きく分けて花材と資材に分けられますね。
色のお話をした際、
何かを表現するときに一番大切なことは<コンセプトを立てること>とお話しました。
カラーリングをこのコンセプトに当てはめて決めていく際、
もう一つ意識しなくてはいけないのが素材です。
素材もこのコンセプトを意識してチョイスしていけば、
完成した作品は必ずコンセプト通りの作品に仕上がります。
例えば、50代半ばの女性。エレガントだけれどしっかりとした意志、主張をお持ちの女性的な方へ
11月のお誕生日に差し上げたいんです。というご依頼だったら、、、
私はもう少しお尋ねします。
『日頃、その方は黒っぽいお洋服が多いですか?赤い小物などお好きな方ですか?』と。
このご質問で、その女性の自己主張の強さを知りたいんです。
黒というのはとても強い色。このお色のお洋服が多い方はパステルカラーより
ビビッドカラーやブライトカラーといったはっきりしたお色を好まれる傾向があります。
ですので花材も花器も形や色がはっきりしたものをメインに使います。
[ エレガント・女性的・ビビッド・ハッキリ・主導 ] がキーワードのアレンジです。
逆に、ベージュやグレー、黒よりは紺色のお洋服という方には
パステルカラーやグレイッシュ系のお色を選びます。
花材も強い単色ではなく、色が混ざっていたり、柔らかい印象のものをお選びします。
[ エレガント・女性的・優しい・穏やか・受容 ] がキーワードのアレンジです。
今回はサイズ違いの同じ花器で比較してみました。
花器のお色は飾るスペースとの相性も考える必要がありますね。
素材を選ぶ際もキーワードが重要な役割だということ、おわかりいただけたら嬉しいです*^^*
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今日もお読みくださりありがとうございました。
次回もお役立ていただけるお話をしたいと思います♪ お楽しみに!
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